ゲームレビュー:初音ミク Project DIVA
初音ミク Project DIVA
メーカー: SEGA
公式サイト: 初音ミク -Project DIVA-
ムービー: 公式サイト 内の ムービー
【概要】
音声合成ソフトのVOCALOIDシリーズ第1弾、初音ミクによるリズムゲーム。
キャラクターとしても魅力的であったミクを歌姫として登用し、
プロアマ問わず選出された30曲以上もの名曲が収録されています。
PSPの操作性と広い画面を活用した独特の演出によるリズムアクションと、
多彩なダンス、衣装によってPVとしても視聴に適うセンス。
またオマケとしてミクの私生活を覗けるミクルームや、
収録曲のみならずPSPに保存したMP3からのエディットも可能。
初音ミクファンの欲する「出来たら良いな」を確実に搭載し、
誰もが笑顔で楽しみ遊べるファンアイテムです。
【First impression】
*序盤の流れ
ストーリー的な要素は無く、フリーモードでリズムゲームをクリアーし、
そこで集まる新しい楽曲や飾り用アイテムを収集するタイプのゲームです。
他にPSPを時計代わりに使えるミクルームや、エディットモード、
ゲームで使われた画像の閲覧モードなど、一通りの機能は揃っていました。
*リズムアクション
1拍に押すボタンが1つに限られ、同時押し等はありません。
また画面全体を使って音符が流れてくるので、身構える時間もあります。
しかし見事なタイミングで左右へと振る連打や、心奪われる美しい配置など、
曲によっては、まるで弾幕シューティングでも遊んでいるかのようです。
*初音ミクのダンスや歌
ステージやカメラアングルも多彩な上に、歌も動画サイトの名曲揃い。
フリーモードの最後尾に隠れた曲を開放する頃には、
きっとプレイヤーは「とっくにみっくみくだよ!」と感じるはず。
他にも3Dミクが出ずに一枚画を切り替える仕組みの楽曲もあって、
ニコニコ動画で初音ミク曲を楽しむあの感覚で、ゲームを遊べたりも。
*エディットモード
リアルタイム演奏時に一時停止して音符配置、が出来ればよかったのですが、
実際は「白紙の楽譜へ書き込むような形での作業」がメインとなります。
かなり根気の要る作業となるのは間違い無く、私はギブアップしました。
一応は冒頭に類する概念があったり、簡易的な自動配置もあるので、
その辺をチクチク弄っている内に、コツが生まれてくるかもしれません。
【まとめ】
言ってしまえばパッケージの1枚絵と合成音声でしか無いキャラクターを、
宣伝文句では無い本当の「VOCALOID」という歌姫にまで押し上げたファンの力。
そんな初音ミクの人気に媚びるのではなく、如何にミクの魅力を引き出すか。
リズムゲームという新しいミクの一面を、どのように創出するか。
大手企業の商業作品であるにも関わらず、そこへの妥協は一切見られません。
「プロの仕事であっても、初音ミクに愛を注げる」を完璧に証明したと思います。

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